高速向流クロマトグラフ

HSCCC の基本的な原理と特徴


高速向流クロマトグラフィー(HSCCC)は固体充填剤を使わない
液体クロマトグラフィーである。

「二相溶媒系」の一方の液層を固定相、他方の液層を移動相
とする液々分配クロマトグラフィーである(図)。

分離対象成分は液体の固定相と移動相への分配比(分配係数)
のみに従って純粋に液々分離される。また、HSCCC は
固体充填剤を全く使用しないため、既存の HPLC にない
極めてユニークな装置の構造や分離特性を備えている。


    

       

    アルキメデスのスクリュ-効果

 


特長

1.      回収率100%! 固体充填剤を使用しない為、カラムを通ることによる溶質の変性や異常吸着、損失などがなく貴重なサンプを失うことがない。(取り零しがない)

2.      粗精製のまま高濃度大量インジェクションが可能です。

3.      高分離(流体動力学平衡系 サンプルは高速で攪拌しながら分配を繰り返す

4.      低コンタミ(流路はシンプルなフッ素系チューブ)、ロータリーシールを使用していない。

5.      スケールアップが容易にできます。

6.      溶媒があれば独自のカラムがその場で作れます。(低コスト)

7.      高極性から無極性物質を1インジェクションですべて溶出できます。(7番目から押出)



8.      意外に少ない溶媒使用量 コンディショニング不要

9.      固定相、移動相を切り替える事で順相、逆相の変更が容易 

10.      pHゾーンリファイニング法による大量精製が可能(分配法の約10倍のサンプル量)

        pKaの順に階段状に溶出する。



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